PROFILE

柴﨑 萌のストーリー

柴﨑 萌(しばさき はじめ)
1982年10月生まれ。
埼玉県在住。
目白大学人文学部現代社会学科卒。専攻:ビジネスプロデュース
イメージフォーラム付属映像研究所卒。

東武動物公園遊園地・動物園・入園ゲートを経験。
2度の転職後、サバイバルゲームフィールドyaNexの店長を約4年半経験。
現在は、ビデオグラファーとして動画制作やセミナーの実施・開催中。

大学生の頃の経験が出発点になります。

大学では、主に広告表現を中心に学びました。元々映画が大好きだった私は、CMの表現の仕方や意図などに夢中になっていきました。また、小学校の教師をしていた父の影響もあり、教職課程も並行して学んでいきました。教職課程は当時導入が始まったばかりの”情報”科目です。高校生の時にパソコンを使った動画編集や3Dといったデジタル技術に触れ、さらにインターネットが世間に拡まってきた時期ということもあり、大学ではまさに好きを追求して学ぶことができました。

またこの頃、東武動物公園の遊園地にてアルバイトを始めます。アトラクションの運転と接客です。実は対人関係があまり得意ではなかったので「克服したい」という理由で遊園地を選びました。今の自分からは考えられません(笑)お客様の笑顔やご家族・グループで楽しまれている姿はとても強いエネルギーになりすぐに接客の魅力にとりつかれました。そうこうしている内にイベントにも関わる機会が生まれ、大学で学んでいる事を実践に落とし込むチャンスもやってきました。


飼育係時代にYouTubeでの発信を実施していきました。

遊園地での仕事にのめり込み、そのまま就職しました。イベント告知動画(当時はアトラクション内にあるモニター上映)や社内向け動画も手がけるようになり、広報への興味がどんどん湧いていきました。そんなタイミングで、動画スキルを活かすようにと動物園への異動が決まりました。

飼育は未知数でしたが、お客様目線で動物園を観ることができ、YouTubeによる舞台裏の公開や動物の赤ちゃん誕生など、今でいうところのビデオブログ的な動画発信も試行錯誤しながら発信し学んでいきました。運よく私の担当したヒツジが赤ちゃんを産んでくれたコトや人工飼育するコトになったためという点がとても大きかったと思います。気がつけばそのまま飼育の魅力にもはまり、気がつけば飼育技師資格も取らせていただきました。

↑東武動物公園チャンネルより

店長と講師役の経験が次の道を開きました。

実は28歳の2月に難病を患い緊急入院、同年3月に東日本大地震(この時も入院中でした)を経験しました。
難病につきましてはnoteに記事を載せましたので、こちらをクリックしてご覧いただければと思います。



退院後、動物園の新規事業である直営ギフトショップを任されることになり、不安の中、「商品開発」や「市場調査」などのモノを売るためのマーケティングを学びました。難病を患い、正直急に未来が閉ざされたような気分に陥りましたが、目の前の新しい分野に再びのめり込むことができ、新しい希望が生まれました。

30歳になる頃には部署も変わり、社内バリューアップ委員会の運営者になり「CS・ES向上」に向けた講師を務めさせて頂く機会がありました。改めて「接客」「サービス」とは何かを学び、伝えることの難しさや魅力を知りました。知ってることを伝える事が好きであることに気づいた瞬間でした。


難病であるがゆえの転職の旅が始まりました。

順調ではありましたが、難病であるが為にいくつもの試練がやってきます。体調面・金銭面ともに厳しい現実がついて回りました。その為、転職を余儀なくされました。しかし、転職活動もやはり難病が大きな壁として立ちはだかりました。2度転職しましたが、2社ともに体調面で順応できず、断念する結果になってしまいました。

レジャー業の経験と映像制作の経験、店長経験が活かせる会社として、サバイバルゲームフィールドyaNexにて店長を約4年半務めました。
ここで再びYouTubeによるPRを展開し、これまでチャレンジして来なかった案内動画やお役立ち動画の制作など、私のスキルを大きく飛躍させることができました。

↑ヤネックスチャンネルより

そして、私の働き方改革をスタート!!

SNSマーケティングの手法を勉強したり、WEB集客のコンサルタント会社が運営するセミナーに参加したりと、動画だけに止まらず、ネット集客のことについても習得、実践していきました。

しかし、世界的に大流行しているCOVID-19の影響により、レジャー業は大打撃を受けてしまいました。さらに難病当事者としてもこの状況は異質を極めていたため、体調を崩すことが度々起きてしまいました。

ではこのような状況で私はどう立ち回るかを検討しました。

2年ほど検討した結果、これまでバラバラだった経験が一つに結びつきました。それが映像制作を中心とした動画マーケティング業務です。

私の持っているスキルをベースに個人や企業が抱える「動画に対する不安」を取り除くお手伝いをさせて頂きます。